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フランク・パブロフの「茶色の朝」という本を紹介された。もう読んだという方も多いだろう。1998年に出版され、2002年にフランスでベストセラーとなった1ユーロ(著者は印税を放棄)の本である。
茶色以外のペットを飼うことを禁止する法律ができたところから物語は始まる。茶とは違う色の犬と猫を飼っていた友人と主人公は、やむなく年老いたペットを安楽死させる。
新聞は「茶色新報」、放送も「茶色ラジオ」以外は禁止される。しかし,このような状況に違和感を覚えながらも、二人とも茶色の犬と猫を飼うようになる。「規則を守っているのだから安心だ。」「茶色に守られた安心,それも悪くない。」と考えてしまうのである。
しかし、予想もしなかった法律がつくられ、茶色の朝を迎えてしまう。(ここの内容は書かないことにしよう)
想像力が乏しくなってしまうと予想はできない。結果を自分の都合のいいように解釈することしかできなくなる。言い訳をもっともらしく語ることで茶色の側になってしまうことだってある。
私たちはどのような国・世界を望んでいるのか、そしてそのためにどのように子どもたちと学べばいいのか、社会に働きかければいいのか。
高橋哲哉はこの物語に「やり過ごさないこと、考え続けること」というメッセージを寄せている。まさに自分の問題である。
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