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後期9月8月6月5月A5月@2004年度2003年度

 07年7月文教公安委員会報告

■ 主な議題

警察本部関係
 (1) 平成19年上半期110番受理状況について
 (2) 平成19年上半期における犯罪概況について
 (3) 平成19年上半期の死体取扱状況について
 (4) 平成19年上半期の交通事故発生状況について

教育委員会関係
 (1) 平成19年3月石川県公立高等学校(全日制)卒業者の進路状況について
 (2) 平成19年度全国高等学校総合体育大会等について
 (3) プールの安全確保のための調査等について



盛本質問
プールの安全について

◆盛本芳久 委員  まず、プールの安全確保の調査が出ておりましたけれども、大きな事故があったのは去年だったでしょうか。それで点検、整備がなされたと思っていたのですが、ことしの4月の調査で23校と、それから市町管轄で1つあるという、これはちょっと信じられないようなことなのですが、何も対策がなされていなかったということなのでしょうか。

◎寺内泰良 スポーツ健康課長  これは4月27日現在の調査でありまして、その前に平成18年7月31日のふじみ野市の事故でこのような調査が来たわけなんです。それで、一応不備があるところは全面的に中止をしております。そして、19年度の予算で改めて改善するということで、4月27日にこういう結果が出てきたわけです。それで、今年度の使用に関しては全員安全なプールで使用しているということになっております。

不登校,スクールカウンセラーに関して

◆盛本芳久 委員  では、2点ほど別な質問をしますけれども、不登校に関してですが、子供たちが夏休みに入って、夏休み明けに不登校がふえるというようなことが言われております。それから、最近、中学生が小学校との環境の変化から、中1問題とか中1ギャップとかいろいろ言われていますけれども、そんな中で不登校が出てくるということも言われております。それからここのところの学力向上なり、あるいは競争は大切だという声が大きくなっている中で、弱いところにあらわれてくるというようなこともちょっと心配しているのですが、現場のほうからも不登校がふえているのではないかと、ふえたという声もちらほら聞きますが、ことしあるいはここ一、二年の不登校の数字なり傾向、原因もいろいろ個々さまざまだと思いますけれども、もし特徴的なものがあれば聞かせていただきたい。そして、対策を今どう進めているのかということもお聞かせいただきたいと思います。

◎浅田秀雄 学校指導課長  まず、ここ一、二年の推移ということでお知らせしたいと思いますけれども、公立学校の不登校児童生徒数ということでありますが、小学校については平成16年度が203名、平成17年度が191名、18年度が235名、こういう状況になっております。それから中学校においては、平成16年度が848名、17年度が856名、18年度が881名という状況にありまして、全体的に増加傾向にあるというふうに考えております。
 不登校の増加の要因ということでありますが、まさに一人一人の子供の状況によってさまざまということは申し上げられるかとは思いますが、一般的には物質的に非常に豊かになったこの社会の中で、核家族化、少子化が進んでいるということ、そういう中で、子供たち自身のたくましさ、あるいは耐える力といいますかそういう力、あるいは社会性が低下してきたということが一つの背景として上げられるかと思っております。
 そういう中で、学校あるいは学級などの集団の場の中でなかなか適応できない児童生徒がふえつつあるというのが一つ、それから、友達あるいは先生とのコミュニケーションがうまくとれない、そういう能力が低下している。あるいは対人関係で非常に傷つきやすい児童生徒がふえていると、そのような認識を持っているところです。
 対策ということでありますが、未然防止という点から申し上げますと、今ほど中1ギャップということがありましたけれども、この点については小学校と中学校間でのそういったことについての情報交換ということを緊密にやってもらうということ。あるいは同様に中高間においてもそういう連携を持ってもらうということをお願いしております。
 それから、中学校1年生の段階で、学校長の判断で級外を学級担任として選択制による35人学級、こういった取り組みを行ってきているわけですが、とりわけ直接的なものとしてはスクールカウンセラーの配置ということがあるかと思います。
 今年度については、スクールカウンセラーを中学校のほうに集中的に配置をしました。昨年度、41校であったわけですが、これを72校にしまして、スクールカウンセラーの人数に限りがありますので、定期配置されていないそういったところが27校あるわけですが、巡回相談員を派遣するということで、現在、県内全中学校に対してカウンセラーあるいは相談員が入る体制をとっているということです。
 それから、小学校に対しては子供と親の相談員、これもまた昨年度14校であったわけですが、24校にふやして対応しているということです。
 さらに、カウンセラー教員の要請ということも、これは行っているわけですが、人員の補充ということで今年度は取り組んでいるという状況です。

◆盛本芳久 委員  いろんな形でいろんな社会的な状況が変わってきているので、やはり一人一人の子供の話を聞いてやるということが大変重要になってきていると思うので、そんな点でいうと35人学級なり、あるいはスクールカウンセラーというのは重要だというふうに思って、スクールカウンセラーについてお聞きをしようと思っていたのですが、その配置が中学校では一応全校配置ということになっているようですけれども、そのスクールカウンセラーの資格といいますか、臨床心理士という資格を持っている人たちの割合はどれぐらいあるのかということと、それから毎日常駐しているということはないと思うのですが、1日何時間ぐらいいて何日間ぐらいいるのかという基準なり基本的な配置の決まりみたいなものがあれば教えていただきたいです。

◎浅田秀雄 学校指導課長  平成19年度の本県のスクールカウンセラーの配置状況ということで申し上げますと、52名という中で臨床心理士の資格を持つ方が36名ございます。それから、大学教授が1名、スクールカウンセラーに準ずる者という者が15名、合わせて52名という状況になっております。
 それから、勤務形態でありますけれども、週1回、1回の時間が6時間あるいは8時間ということで、年間35週、時間に直しますと210時間または280時間ということをスクールカウンセラーの勤務形態の基本としております。あるいは週2回、1回3時間あるいは4時間で年間35週、総時数としては同じですが、そういう形が基本になっているということです。
 1校当たり1名から3名のスクールカウンセラーが配置されておりまして、互いに分担をしながら学校に定期的に来ているという状況にあります。

◆盛本芳久 委員  その数字がどうなのかというのは難しいと思いますけれども、もちろんすべて相談を希望している、話をしたいという子に対応できる状況にはないとは思うので、やはり担任なりほかの教職員との連携ということが大事になってくると思うのですが、その辺も含めて学校における相談体制というのをどういうふうにやっていくかとか、スクールカウンセラーは、普通のカウンセラーと恐らく違うでしょうし、学校カウンセラーということの中での研修なり情報交換なり、そういうものがどういう体制で行われているのか。それから、今後どういうふうにそれを持っていこうとしているのか、最後にちょっとお聞きをしたいと思います。

◎浅田秀雄 学校指導課長  特に学校とカウンセラーの連携がどうかというふうなことかと思いますが、一つは各学校のほうで生徒指導主事、あるいは教育相談担当の方をカウンセラーとの連絡担当ということで指名をして、日常的なスクールカウンセラーとの連携に当たってもらっているということです。そういう中で、例えば各子供たちのスケジュール管理ということも調整しながらやってもらっているということになるわけです。
 それから、県下すべての各学校の連絡担当者とスクールカウンセラーに集まっていただいて、全県の連絡会というものを定期的に開催しております。そういう中で研修あるいは情報交換ということも行っているということです。
 そして、3点目としまして年度末にはスクールカウンセラーの配置校に対してカウンセラーの活用状況、あるいは学校としての要望、そういったことを調査しておりまして、その調査した結果については臨床心理士会のほうにもそれを返すということで、その内容を伝えて学校とカウンセラーの連携の強化ということを常日ごろから図っているという状況にあります。

自然史資料館,桑島手取層群化石について

◆盛本芳久 委員 
 別の質問ですけれども、自然史資料館ができて間もないわけですけれども、さまざまな講座とか催し物とか展示とかそういうことがだんだん充実をしてきたのではないかと思っているのですが、児童生徒なり県民の利用状況はどうなっているのか。できたときに私は行ってきましたけれども、道路なり駐車場なりアクセスの表示なり、そういうものの整備状況というのは今どうなっているのでしょうか。

◎旭直樹 生涯学習課長  まず利用状況ですけれども、自然史資料館の入館者数は、昨年5月16日の開館以来、平成18年度は3,162名です。平成19年度は7月20日現在で1,038人となっております。このうち小中高生の利用は229人、22.1%となっております。
アクセスへの案内道路等の問題ですが、これについては今鋭意検討中です。

◆盛本芳久 委員  やはり県民の人が、行きやすいということも重要だと思うので、また努力をしていただきたいと思います。
 あと研究ということも重要な資料館の役目だろうと思うのですが、どれぐらいのスタッフがどういった中で研究しているのかとか、あるいはほかの研究施設とどんな連携をとっているのか、印象で申し上げて申しわけないですけれども、もう少し力が入ってもいいのではないかという気が実はしております。
 例えば、白峰村には世界的というか全国的に有名な化石壁とか恐竜の化石が出たとか、そういう重要な部分もあったりするのですが、その辺のものが資料館の中にどれぐらいの位置を占めているのかとか、もう少しアピールしてもいいのではないかとか、そんなことも思うのですが、ちょっと絞って質問しますと、白峰の手取層だったかあそこの部分の動植物の化石とかそういうものの研究というのは、自然史資料館で中心的に行われているのかどうなのか、お聞きします。

◎林正志 教育次長兼文化財課長  手取層群ということで、桑島に約1億4,000年前の化石層があります。これは現在、国、県の天然記念物ということで大変貴重なものです。
 その中で、桑島の化石壁についてトンネル工事が平成9年から11年にかけて行われまして、そこで掘削された化石、岩石が出ているわけですが、これは平成12年度から当時の白峰村、現在では白山市、とともに桑島化石壁産出化石調査協議会を設置しておりまして、国内の第一線で活躍する研究者の参加を得ながら調査研究をしております。
 そういうことで、自然史資料館との関係では、例えば去年、世界最古の蛇の化石、発掘されたものがイギリスの学会誌で報道されたことがありますが、「カガナイシス・ハクサンエンシス」という名前がありまして、加賀白山の妖精ということでありますが、こういうものについても自然史資料館のほうで展示をさせていただいたところです。

◆盛本芳久 委員  調査協議会というものがあるということをお聞きしましたけれども、そこに常駐というか、常に研究しておられる方がどれぐらいいるのかということを少しお聞きしたいわけですけれども、福井県には大きいすばらしい博物館がありますけれども、そんな一緒なものをつくれという気は別にありませんけれども、石川県としてもやはり貴重な財産だと思うので、その研究者の数とか、あるいは体制みたいなものを含めて、もう少し充実してもいいのではないかと思いますが、そこら辺の現実の数字と、これからどうしていくかという、何かビジョンみたいなものがあれば最後にお聞かせ願いたいと思います。

◎林正志 教育次長兼文化財課長  今、協議会のお話しをしましたが、この中に桑島化石壁産出化石調査団というものが設置されておりまして、先ほどお話ししたように我が国の第一線の方ということで10名の調査員がおります。例えば、千葉県や、国立科学博物館の研究員が入っておりまして、そういう方の調査があります。常駐ということであれば白峰化石調査センターに調査員1名、それから協議会の中で常時調査する嘱託の方がおります。
 さらに、化石壁を調査する場合、夏の間に全国から調査団の専門の方に来ていただいて集中的な調査をやっております。そういうことで、先ほどお話ししたような世界的な化石が発掘されているということです。



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