12月文教公安委員会報告【12月16日(木)】
■ 主な議題
警察本部関係
1.定例会付託案件
2.報告事項
@ 「年末年始特別警戒取締り」の実施について
A 行政暴力対策要綱の制定状況について
B オレオレ詐欺等の総称とその発生状況について
3.質疑
教育委員会関係
1.定例会付託案件
2.報告事項
@ 文化財の県指定について
A 第4回中学校駅伝金沢城・兼六園大会の結果について
3.質疑
*******************************************************************
◆盛本芳久 委員
今の学力問題の話が出ましたが、きょうの朝日新聞のコラムに,余り一喜一憂をしないでと書いてあった。そのとおりだ。
現場の教員が一番今思っているのは、授業に集中をさせてほしいということ。雑務が余りにも多過ぎる。授業を一生懸命やる時間が確保され、学級規模を小さくしてきめ細かくやりたいというのが一番の願いだろうと私は思っている。その辺の考え方についてはどうか。
◎山岸勇 教育長
一喜一憂するなということだが、本県の子供たちを育成すべく、あらゆる施策を展開して取り組んでおり、ぜひいい子供たちを育てたいという思いだ。
何をもって雑務とおっしゃるのか、今すぐ思い当たらないが、学校運営に必要なことについては授業のみならず取り組んでほしいと思っている。学校長、教頭、さまざまな主任を中心とした能率的な学校運営にも努めていただかなければならない面も多くある。そのことについても管理職あるいは学校の先生方に努めるようお願いもしている。そんな中から、子供たちの授業、子供たちとのかかわり合いにさらに時間ができてくるのだろうと思っている。
◆盛本芳久 委員
雑務は、たくさんある。やらなければならないということで現場の教員は頑張っているので大変苦しい状況になっている。どちらも一生懸命やっていると思います。
先日、文部科学省の調査結果で病気休職の公立学校の教員が昨年度より507人ふえて3,194人。その中で精神性疾患の割合がふえていて、この10年間ぐらいで2.7倍の数になったという報道があったが、石川県の病気休職者の状況、そのうち精神性疾患が原因の数字についてはどんなふうになっているのか。
◎石田良成 庶務課長
近年の傾向は、年度によるばらつきはあるが、やや増加傾向にある。
昨年度及び一昨年度の休職者数はいずれも43人。このうち精神疾患の割合は、昨年度は16人で37%、一昨年度は12人で28%です。全国平均が53%ですので、全国平均よりかなり下回っている状況にはある。
◆盛本芳久 委員
ここ10年間ぐらいはどうなのかということもお聞きしたいところですが、我慢して我慢して最後になって休みという状況が結構多いので、実際にはかなりいるんじゃないかと思うのですが、メンタルケアにかかわるいろんな相談をする体制などは今どんなふうになっているのか。
◎石田良成 庶務課長
これまで、教職員が健康について気軽に相談ができる電話相談を行っていますし、また職場全体の健康管理を高めるために管理職を対象としたメンタルケアに関する研修会を開催している。それにプラスして、今年度から新たに県内3地区で専門医による面接相談事業を実施することで、一層の充実を共済組合とともに行っている。
◆盛本芳久 委員
ぜひ充実させていっていただきたい。
次に、指定年齢の人間ドックが、昨年から共済組合の事業で入っていますが、その受診率が下がっているという話を聞くのですが、実態はどうか。
◎石田良成 庶務課長
昨年度は対象者445名に対して399名が受診。受診率は90%。今年度が、対象者456名に対して419名が受診済み、もしくは受診予定。受診率は92%程度となる見込みだ。
◆盛本芳久 委員
予定も含めて92%ということですね。時期的に見ても完了した数字で見ると、下がっているという認識はないか。
◎石田良成 庶務課長
率を見ても、よく似た率で、そういう認識はない。
◆盛本芳久 委員
忙しくて行けないという話も聞くわけで、管理職に指導をお願いしたい。
高等学校では、労働安全衛生委員会が義務づけられているが、その実施の状況とそこで何か特徴的に出てきた内容などはあるか。各校で話し合われた中身は、集約されているのか。
◎石田良成 庶務課長
すべての学校でこの法令に基づく体制を整えている。
◆盛本芳久 委員
それは前からもお聞きしていますが、その会が実効あるものになっているかどうかについてはどんな認識を持っているか。
◎石田良成 庶務課長
各学校に対して機能するように通知し、指導もしてる。さらに、管理職を対象にして健康管理指導者研修会を開催するという形で意識の向上と職場の健康管理に努めている。また、職員会議などにおいても職員の意見を聞くなどして教職員の健康管理に努めるように言っている。
◆盛本芳久 委員
ぜひ、それが意味あるものになるように願っている。
市町村の小中学校については規模が小さいので法的には設置が義務づけられていないが、輪島市、金沢市などでは全校を対象にして代表何人かが集まってそういう協議会をつくってやられていると聞いているが、ぜひ、すべての市町村にそういう形のものができるようになってほしい。指導は県教委としてはされていく予定はあるか。
◎山岸勇 教育長
先般、金沢の小学校長が50歳半ばにして亡くなられたということがあり、先般、後任人事をしたが、学校長でしたので後任人事にかかわっていろんな話を聞きますと、もう少し早く検診を受けていればという、あるいはだれかに相談すればよかったなというところが見えて、本当に残念な思いだった。
形だけではなくて、市町村教育委員会ともより一層連携して、先生方の健康管理にはさらに気を配っていきたいと思っている。
|
|